スタイルコントロール

グラムコグループでは、従来のVIだけでは成し得なかった印象管理のシステムを独自に開発しました。
それが「Gramco Style Control®」です。
グラムコでは独自のリサーチ手法「グラムコイマジンセッション®」（Gramco ImagineSession®）と組み合わせて、2008年依頼サービスを提供しており、数多くの実績を有しています。

ブランドの「世界観」を構築するためのグラムコオリジナルメソッド。
当該企業・組織の「らしさ」を独自のブランドスタイルとしてカラーやビジュアルで表現し、このブランドスタイルをさまざまなブランド接点に一貫して展開することで、ブランドリングを完全につなぎ、見る人の心に「ひとつのブランド心象」を残していくためのものです。

これまでブランドの世界観といえば、ＶＩやブランドカラー（主にロゴのカラー）で限定的に作られるほかは、トーン＆マナーが管理されず、企業文化などの暗黙知から、半ば自然発生的に生み出されてきたといえます。
スタイルコントロールでは、整備されたブランドコンセプトを根拠にトーン＆マナーを包括的に管理。ブランドコンセプトをカラーとビジュアルで可視化するものです。

ブランドスタイルを構成する基本要素は「カラー」「ビジュアル」「配置・構図」の３つです。
ブランドスタイルを導出する基盤は、ブランドコンセプト（グラムコブランドモデル®）のうち、
パーソナリティまたはブランドバリュー（提供価値）ですが、それをそのままブランドスタイルに変換するのではなく、一旦ステークホルダーが直感しやすい「クリエイティブ表現キーワード」へ置換し、
このキーワードに準拠した基本要素の整備を行います。
キーワードは広告やウェブ制作にあたるクリエーターにも理解を得やすい言葉となります。

一般的には社内調査手法である「グラムコイマジンセッション®」（Gramco ImaginSession®）を全部または多くの社員に実施し、クリエイティブ表現キーワードやブランドの世界観が一目で分かるような一枚絵のコラージュ、「グラムコイマジンボード®」（Gramco ImaginBoard®）を開発します。
そのうえで、今後ブランドの各接点でクリエイティブワークを行うときに、同じ世界観が再生できるよう、イメージが共有出来るガイドラインを策定、 一冊のガイドブックとして取りまとめます。