News ニュースリリース

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2012

グラムコ創立25周年を迎えて

2012.3.9

グラムコ及びグラムコグループは、今年2012年3月9日、創立25周年を迎えることとなりました。
この間に頂戴した皆様のご愛顧とご指導に心から感謝申し上げる次第です。

振り返れば、グラムコが東京都港区高輪で創業した1987年は、70年代後半から続くCIによる企業イメージ刷新の動きが頂点に達していたころでした。そのため、一番遅れてやってきたCI会社などとも言われたものでした。
その後CIは一時沈静化しますが、90年代前半、米国カリフォルニア大学のデビッド・A・アーカー教授(当時)が提唱した「コーポレートブランド論」が登場するや、世界中でCIに代わってこの概念が急速に浸透していきました。当社もいち早くブランディングを研究、体系化するとともに、社内体制を強化して、第一号和製ブランディング専業ファームの名乗りをあげることとなります。フランスに本拠を置くドラゴンルージュ社と、包括業務提携契約を結んだのもこのころです(1999年1月)。
そして90年代半ば以降、金融を中心とした統合合併の流れが、日本でのブランディングを加速させていきます。
私たちグラムコも、ブランドモデルやイマジンカード、イマジンセッションによるスタイルコントロールなど、数多くの独自メソッドを構築しながら、これまでにマルチナショナルクライアントから中堅中小企業、独立行政法人や学校法人など200余のクライアントのブランディングに取り組ませて戴きました。
これらの過程で、2000年5月に、米国サンフランシスコにグラムコUSA社を設立(その後2004年に一定の役割を終えて閉鎖)、2004年5月にはグラムコ上海有限公司を、2006年8月にはその北京分公司を設立し、アジアナンバーワンのブランディングファームへの道を歩みはじめています。

今日、ブランディングの概念や手法は、マーケティング、コミュニケーション、戦略コンサルティングなど業界の垣根を越えて各界に普及しています。グラムコ自身も、コーポレートブランディングのみならず、グループ、グローバル、インターナル、事業、老舗、地域、中国などの各ブランド戦略へとその担当領域を広げ、空間設計やウェブ・ECサイト構築においても多くの実績を築きつつあります。

調査・分析、コンセプト構築からネーミング、デザイン、統合マネジメントまで、これからも私たちは、クライアントのお役に立てるよう、時代の先端を行く手法やナレッジを提供させて戴く所存です。4半世紀の節目を迎えたグラムコ及びグラムコグループを、今後とも宜しくお願い申し上げます。




◎25年目の機会に、グラムコロゴをリファイン
グラムコのロゴ(GRAMCO)を、創立25周年の節目にリファイン致しました。改定の概念は、「普遍と変化」です。
グラムコは数多くのクライアントのロゴ開発にも携わってきましたが、私たちのロゴには装飾性を排して、揺るぎのない骨格を持った骨組みだけのロゴを創ることを目指しました。これまでのロゴの骨格を踏まえながら、トラヤヌス帝の戦勝記念柱の碑文(ローマ時代AC114年ごろ)などにも使われている、全欧文書体の源といわれるRoman Capitalをベースに生成したものです。他方カラーは、時代の息吹を吹き込むために、やや明るめの方向へ振った鮮やかな赤を設定しています。今後、ウェブはもとより、名刺や各種ステーショナリー、ご提案書類のパワーポイントフォーマットなどに反映させてまいります。新旧ロゴの違いをお確かめください。

◎25周年記念ロゴを開発
また、皆様に私たちの25周年をお伝えしていくための記念ロゴを開発しました。
正円を100年として、その4分の1(25年)を示す円弧をあしらったロゴです。この円のラインは、次々とつながっていく人と人との絆、企業とお客様や社会との絆を表現しています。
クライアントとステークホルダーの絆づくりをお手伝いしていこうという、私たちの心意気をも象徴するものです。グラムコロゴ新旧比較