News ニュースリリース

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2011

講演:11月18日、弊社代表の山田が、福井県鯖江市で産地ブランディングに関する講演を行いました。

2011.11.22

福井県鯖江(さばえ)市は、日本における生産シェアのおよそ95%を占めるメガネフレームの一大産地として知られています。
同市には、部品製造、組み立て、塗装などそれぞれの工程を分業する中堅中小規模の企業が数多集積し、互いに協業することで最終製品を生産していますが、近年はイタリアや中国が生産地として拡大する一方、低価格を売りにした国内メガネ販売チェーンの台頭に苦しめられているのが現状です。
こうした中、SABAEという産地を知らしめ、ブランド化し、そのことによる信頼と付加価値を獲得しようとの動きが、県と市の旗振りの下、このところ活発化しており、若手経営者を中心とした産地ブランド化を推進する会=SBW (Sabae Brand Working group)も発足し、具体化へと踏み出しています。
弊社代表の山田は、このSBWの招へいを受け、11月18日鯖江市立図書館会議室で「産地ブランドの創造と育成に向けて」と題する講演を行いました。その中で山田は、一般企業や地域の事例を挙げながら、SABAEブランドの向うべき方向性やブランド体系等構築手法について、仮説提示も含め、2時間半にわたって講義しました。
今後のSBWの活動とその成果に、弊社としても期待し、また要請があれば、協力していきたいと考えています。

グラムコは、今後もJapan Brand Renaissance活動の観点から、こうした産地ブランディングや地域ブランディングの活動を支援していく方針です。