ブランディングファームとして今出来ること、やるべきことを考えました。
グラムコグループは、ブランディングファームとして、3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴い生じた福島第一原発事故の影響から日本が立ち直り、完全な復活を遂げるために、何ができるのか、あるいは何を成すべきかを考えてきました。
その結果、以下のような取り組みをさせて戴くことにしました。
1.企業支援(とりわけ中堅中小企業の支援)
まず、私たちグラムコは、いわばB2B企業、企業間取引に特化した業態の会社です。したがって、まずは被災されたり、間接的に被害を被られた企業と経営者、社員の皆様を、精一杯支援しようと思います。そのための支援パッケージも、具体的に検討しています。
また、被災地支援に向けた活動を展開される企業にも、ブランディングのノウハウを活かして、協力していきたいと考えています。
2.地域支援
風評被害も含めて、福島県や近隣地域の農作物や魚介類の売上が低迷したり、販売が差し止められたりしています。観光地の宿泊施設や販売施設も、同様の被害を被っておられます。こうした被害を受けておられる方たちを勇気づけ、後押しし、さらに販売促進へとつながるようなブランディングや、デザインの提案などのお手伝いをしていきたいと考えています。
3.ジャパンブランド復興 東日本大震災とそれに伴う原発事故は、世界に報道され、世界中の人々から注目され続けています。グラムコが現地法人を展開する中国(上海・北京)においても、人々の関心は極めて高く、日本が早く復興するようにと祈ってくれています。
ただ一方で、完全・完璧を誇る日本ブランドそのものの信頼に、今回の災害は、傷をつけたともいえるでしょう。
私たちは、国内外の活動を通して、あるいは政府への働きかけなどで、日本のブランド復興を推進していきたいと考えています。
その旗印として、<Japan Brand Renaissance 歩みを止めない。国と企業と一人ひとりが活力を取り戻すために>を掲げていきたいと思います。
自然災害や原発事故の前で、人間が無力であると悲嘆に暮れるばかりではなく、実績を積んできたブランディングファームとして、今こそ気持ちを奮い立たせ、前向に力強く責務を全うしてまいる所存です。
一日も早い日本経済及び社会の復興、信頼回復に寄与すること。
そして、今こそ日本がより強く、より明確なアイデンティティを確立すること。
それがグラムコグループの誓いです。
最後に、今なお平穏を取り戻すことなく、体力的、精神的疲労を募らせておられる被災地の皆様の、安全と、健康と、早期の生活基盤の復旧・回復を心よりお祈り申し上げます。
※具体的な活動内容や施策については、このホームページ上で順次ご紹介してまいります。
グラムコグループ
グラムコとは