ニュースリリース

2010年11月25日、上海市内の「上海図書館」で、中日経済研究シンポジウムが開催されました。主催は上海アスカ企業管理諮詢有限公司で、今年で2回目の開催となりました。

主に日系進出企業の総経理やマネジメント層の方々を中心に、100名を超える参加者が集まりました。今回の開催テーマは「中国におけるリスクと発展」。政治問題よりも難しい市場のハードルの高さに苦慮される経営層にとって、喫緊の課題設定でした。

当日は、弊社代表の山田が、「中国市場におけるブランドのちから（上海・北京に拠点を持つ当社が分析する日系企業の成功物語）」と題して、グラムコ上海の消費者ブランド想起調査の結果分析や、主たる消費けん引層である中間層、上流中間層に関する解説、中国市場で行き詰ったブランド構築事例と挽回事例、および原因分析、さらにグラムコ上海がサポートし、見事に成功を勝ち取ったクライアントの事例と成功要因などを紹介しました。

ほかに、「中国市場を捉える戦略」と題して、株式会社電通マーケティング・イー・エーの池田社長、「企業の情報化トレンド」と題して、株式会社NTTデータ・イントラマートの和田取締役、「中国進出企業における国際税務と財務戦略」と題して、税理士法人フェア・ソリューション・コンサルティングの伴代表が講演を行いました。

全体で3時間半に及ぶ長時間の講義でしたが、いずれも進出企業には興味深いテーマであったためか、参加者は最後まで聞き入っていました。

その後行われたサガミ※での懇親会にも多くの方が参加され、交友を深めました。
（※サガミは上海市内に5店舗を展開する和食店であり、成長が注目されています）