ニュースリリース

6月14日、中国・浙江省を代表する大都市、温州市（人口900万人。周辺部を含めると1500万人とも言われる）にある温州職業技術学院で、弊社代表でありグラムコ上海董事長の山田が社会人（主に企業経営者）と学生にブランドに関する講義を行いました。その講義に先立って、同学院院長の謝志遠教授から、客員教授を拝命しました。

同学院は、全国に100ある国家模範性高等職業院校の１つ。2007年、国の技術レベルを向上させるためのプロジェクトによって設立され、現在では1万人の学生を擁しています。大学の就学期間が4年であるのに対して、国家模範性高等職業院校の在学期間は3年。理論と具体的な先端技術を習得し、同学院を卒業する学生の就職率は98％に達しているそうです。

温州市には数々の工業系企業があり、中国一裕福な市民が多い市とも言われています。かつて、鄧小平（当時、中国共産党副主席）主導の改革開放政策のひとつである経済技術開発区（対外経済解放区）に指定され、経済発展が進んだことや、温州出身の所謂華僑が多く、海外との交流が盛んということも特徴でしょう。中国一大きな（設備の整った）様々な業界の生産拠点も郊外にたくさんあります。

今回の同学院での講義のほか、山田とグラムコ上海のデレゲーションは、温州市科学技術局のはからいで同地にある中国一のアパレルメーカーや靴メーカーなどを見学し、科学技術局の徐順東局長、同市工業科学研究院の徐金民院長、何暁東常務副委員長、温州市創意設計中心の李海鷹所長らと会談しました。

今後もグラムコ上海は、温州市との協力関係を構築し、温州企業へのブランディングを提案していく考えです。

  温州市

  謝院長と懇談

  客員教授拝命

  謝院長挨拶

  山田講義　通訳はグラムコ上海総経理の王リサ