新年あけましておめでとうございます。
2015年は皆様に大変お世話になりました。
私どもグラムコにとって、昨年はオフィスを同じ東京・日本橋の中で、中央通り沿いに移し、心機一転新たなスタートを切った、という意味で大きな転換点を迎えた1年となりました。オープンオフィスコンセプトの下、皆様を手厚くお迎えできる会社になろう、とセミナー・セッションスペースも設けた点が、これまでのクローズドなオフィスとは異なります。
また、米国NYに本社を置く包括提携先、シーゲル・ゲールとの協業も勢いよく前進した1年でした。
7月にはセミナー(エクゼクティブ・ラウンドテーブル)で共同講演、その後も同社のロサンゼルス、ロンドンとも協業しつつ、関係を緊密化しています。また、両社がオフィスを持つ上海でも、それぞれの得意分野を生かして連携しています。
本年は、シーゲル・ゲールはもちろん、提携先であるフロンテッジ・シンガポールともさらに緊密な連携を試みていきたいと考えていますし、デザインでアライアンス関係にあるチャマイエフ・ガイスマー・ハビブとも成果を生み出したいと願っています。
信頼を繋いで、今年3月には、グラムコグループも設立29年となります。2020年のオリンピックを待たず来年にはいよいよ満30歳を迎えるわけですが、これまでの実績にあぐらをかくことなく、クライアントの皆様のお役に立てる新たなソリューション開発に取り組みながら、ブランディングを一層進化させて行きたいと考えています。
お客様視点で考える。これがブランド戦略の本質です。しかし単なるお客様視点(マーケティングでいう2.0です)から、お客様と共創できる(マーケティング3.0のような)ブランドとは何か、などマーケティングやコミュニケーション、ストラテジー分野とも連携しながら、真の経営戦略として働く次世代のブランディングを目指してまいります。
2016年が皆様にとって、日本にとって、そして世界にとって、正しい方向へと踏み出せる佳き1年となりますように祈念しつつ、本年もグラムコ東京、グラムコ上海・北京を宜しくお願い申し上げます。
2016年元旦
グラムコ株式会社/ディーグラムコーポレーション 代表取締役社長
グラムコ上海有限公司/北京分公司 董事長
山田敦郎