What's a Brand? ブランドとは

なぜブランドは大切か

知性 + 感性

経営の重要な課題として、
ブランド構築が世界的に重視されているのはなぜでしょうか。

それは、顧客や社会を含むステークホルダーから選ばれないブランド(企業・組織)には、もはや生きる道が残されていないと考えられるようになったからです。
企業間競争はグローバルレベルへとシフトし、さらに激化の一途をたどっています。
内なるグローバル化も急速に進んでいます。
一方技術革新の進展は、製品・サービスの格差を消滅させつつあります。
このような時代に、消費者の選択基準は、 そのブランドに共感できるかどうかに移行しつつあります。

消費行動は、人々の生活の一部となり、自分らしい消費ができているかどうか、自分のスタイルに適合した消費であるかどうかが重要なポイントとなってきました。
そこでブランドの「自己体現機能」や「自己代弁機能」が、彼らの心を捉えることになります。
プロダクトアウト型の発想は当然のこととして、単に顧客に擦り寄るようなブランドも顧客から敬遠されることでしょう。
消費者を生活者、投資家、社会、と置き換えても同じことです。ステークホルダーとの絆を強固なものにし、持続可能な成長を遂げていくために、 ブランドは欠くことのできない、企業や組織にとっての無形資産知的財産なのです。
今日ブランド戦略はB2B企業を含む一般企業だけではなく、大学や独立行政法人、地域(行政)へと拡がりをみせています。

さらに近年では、ジェネレーションZ(1997-2001年生まれ)やミレニアム世代と呼ばれるジェネレーションX(1981-96年生まれ)においては、そのブランドの社会的なかかわりに関心を持っているといわれています。 ブランドパーパス(存在意義)が明確なブランドは、彼ら(特にジェネレーションZの3分の2の人たち)の「前向きな選択」行動に影響を与えることがわかっています(カンヌライオンズ ブランドインパクトレポート2019)。

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