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お客様の声

株式会社三協リール

株式会社三協リール 代表取締役
三木 健太郎 様

業界トップの自動車整備用機器・リールの製造販売会社である三協リール株式会社は、2004年からブランド戦略を導入。「Wind the globe」を合言葉に、先進・信頼・洗練を提供する「世界一のリールメーカー」を目指して中国、米国、欧州に積極的に進出を果たしている。
就任時からブランディングの陣頭指揮を取る三木社長に、同社の取り組みとその成果について話を伺った。

「ブランドとかブランディングって、
 大企業がやるものだと思っていました。」

まずはブランディングプロジェクトを導入されたきっかけ、
また当時どういった課題意識から導入してみようと思われたのかをお聞かせください。

2003年に三協リールの社長に就任して以来、「やるからには世界のトップメーカーを目指そう」とずっと言ってきましたが、その割には社員みんなが違う方向を向いていたり、一丸となるための拠り所がないと感じておりました。そんな時、偶然にも山田社長のブランドセミナーに参加する機会がありました。当時私はブランドとかブランディングについては全然知らず、我々のような中小企業ではなく大手がやるようなものだというイメージがありましたが、そのセミナーで、「中小企業だってしっかりとブランド戦略を実行すべきで、むしろ中小企業こそ必要だ」と聞き、考え方がガラッと変わりました。当時の課題意識とうまく合致したという感じです。

弊社に委託いただいたプロジェクトの内容を改めてお聞かせください。

プロジェクトでは、調査からヒアリング、コンセプト策定、ロゴマークの作成、スローガン”Wind the globe”の策定、ウェブサイトの刷新などを行いました。あとは社内で共有するためのブランドブックの作成です。「TRIENS(トライアンス)」という名称も開発していただきました。 実はプロジェクトで一番重きを置いていたのは「インターナルブランディング」だったのです。やっぱり、社員の意識がすごく大事だなというのは当時から思っていました。成果物ではないかもしれませんが、一番これが依頼した中で大きいファクターかなと思っています。ブランドブックにしても、作ったことよりもその過程のほうが大事だったような気がしますね。

プロジェクト進行中の楽しかった点・苦労した点、記憶に残るエピソードなどがあれば教えてください。

プロジェクトは本当に全部楽しかったです。みんなも多分そうだと思いますよ(笑)。知らないことをどんどん知っていく楽しさもあります。ロゴマークを決めたときのことも良く覚えています。みんなであーでもないこーでもないみたいに議論してどんどん詰めていってやりました。あのドキドキ感というのは他ではあまり味わえませんよね。
苦労した点はギャップですね。始めるときに、みんな「何だ?」って…。それで私がいろいろ説明してもみんなぽかーんと見ているような状況ですね。そこを埋めるのが大変でした(笑)。
当時の会長も「まあ、おまえがやると言うなら好きにやってみろ」みたいな話になったのですが、最後のほうはロゴマークを決めるときに「これがいいんじゃないか」とかちょっと前向きに乗り出してきて。結局、会長が亡くなる前の年ぐらいに「やってよかったな」って言ってもらえました。

「社員の意識は確実に変わってきている。
 それが一番の成果です。」

実際にブランディングの効果として実感されていること、
あるいは導入後の社内外の反響はどういったものだったのでしょうか。

例えば今、社内で物をつくるというときに、「これ、ちょっとトライアンスの名前を出したらダメじゃないか」という言葉が普通に出てくるんですよね。デザインにしても同様です。この4年半ぐらいの間に先進性、信頼性、洗練性みたいなところは暗黙知として広がっていて、確実にみんなの意識は変わってきています。それが常に判断基準になっていて、相応しいかどうかという視点をみんな持っているんですね。ベクトルが合ってきたというのでしょうか。それが一番の成果なんじゃないかなと思っています。あとはスローガンとして”Wind the globe”を掲げたことで、「世界のトップメーカーになっていこう、世界に広めていこう」というマインドを社員全員が持つようになったと感じますね。
社外の反応については、多くの展示会をやっているのですが、「三協リールさんって格好いいね。一番すごいよね」と言われるようで、社員もそれを聞くたびに段々と高揚してきて、今度はもっとやってやろうみたいな意識が芽生えているみたいです(笑)。
営業担当者に話しを聞くと、今はリール1台1台にTRIENSと書いてあるのですが、お客様からよく格好いいと言われるようですし、私自身も多くの方から言われるのは「三協さんのホームページは格好いい」という好意的な評価です。また、金融機関などの実務以外でかかわってくるような人も「三協さんすごいね。ブランディングしっかりやって」と、取り組み自体を評価していただけることがあります。

今後に向けて取り組んでみたいことや課題に感じていることがあれば教えてください。

会社として今取り組んでいるのは、世界ナンバー1になるために、海外の市場をどうやって伸ばすかということと、その市場にマッチした商品を供給することです。国内で言えばリールのトップメーカーということで、自動車以外の市場にも進出していくことに力を入れています。
ブランドについての課題は、社内におけるブランド浸透がまだまだ足りないことです。人事異動もあるのでブランドに関連する人だけでなく、それ以外の人ともしっかりと共有しなければいけない。三協リールが更なる発展を遂げるためにも、今後も私が先頭に立って啓発活動をやっていかなければいけないなと思っているところです。

企業情報

企業名:株式会社三協リール
所在地:〒263-0002 千葉市稲毛区山王町279-4
創 業:1968年6月
従業員数:41名(グループ全体 150名)
URL:http://www.triens.jp/

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