Our Work 実績紹介

千疋屋総本店

SEMBIKIYA

プロジェクト概要

180年余の伝統を誇るフルーツの老舗、千疋屋総本店。東京日本橋に本店を構え、関東を中心に高い認知を獲得していたが、21世紀に入り新たな成長への道筋を模索していた。今回のブランド導入によりさらに付加価値を高め、若年顧客層の吸引とともに紅茶やワイン、食品、菓子などの周辺業態を強固なものにした。シンボルマークは、収穫の女神「デーメテール」。昭和46年導入以来ほとんど使用されてこなかったものをリファインし、千疋屋の頭文字「S」にデーメテール神の横顔を組み合わせ、全ての果実を象徴する葉のかたちに収めている。グラムコは店舗、パッケージなど全てのアイテムを手がけた。2005年秋、新店舗(本店)が三井タワーにオープン、順調に売上を伸ばしている。さらに2014年、同社創立180年を記念して、ブランディングを強化すべくブランドスタイルを導入。カタログやツールのトーン&マナーを1つの世界観へと統合しているビジュアル面のプロジェクトながら、スタイルキーワードを社員のふるまい方にも落としこんでインターナルブランディングへとつなげるなど、先進的かつユニークな取り組みを実行された。