Column コラム

Identify you Magazine Vol.4

How GRAMCO works 「 ~なぜ、グラムコに?そして、何を?~」

本コラムでは、ブランディングに関する一つのテーマを、社内インタビューを通じて深掘りしてきました。今回は趣向を変え、グラムコ若手社員のリアルな働き方についてお伝えします。入社5年目のデザイナー岡本に、入社のきっかけから働く中でのやりがいなどを聞きました。クリエイティブ業界で働きたい方、その中でもグラムコを候補としてお考えの方々に、社内の様子についてその一端を感じて頂ければ幸いです。

入社のきっかけ

――本日は、お忙しいところありがとうございます。今回の主旨は、これからグラムコに入社される方に向けて、グラムコの仕事内容を知って頂くためのものです。では、まずは入社のきっかけについて教えて頂けますか。

岡本

はい、私は多摩美出身なのですが、就職課に卒業生がいる会社が分かるファイルがありまして。そこを調べて3社受けた中の1社がグラムコでした。自分の中でも、デザインを仕事にするときに、広告は何か違うな、代理店は気質が合わなそうだなと考えて、グラムコは第一志望でした。

――では希望した会社に入れたということになりますね。入社試験で印象に残っていることはありますか。

岡本

面接前はホームページの印象から結構お堅い感じをイメージを持っていたのですが、実際の面接では、わーっとおしゃべりするような感じで、楽しい!と思ってしまいました。入社してからも、大人な感じはありつつも、遊び心もあって、そのバランスがいいなと感じています。

学生時代の専門性

――では遡って学生時代についてお伺いしたいと思います。どういった学生生活を送っていたのでしょうか。

岡本

そもそも私は、物心ついた頃からもうとにかく描くのが好きで、幼稚園の時に美大という存在を知ってからは、「私、美大に行く」と思っていました。それからもう一直線に、小学校の卒業アルバムにも将来の夢はデザイナーと書いたりしていました。それで、高校2年の時に美大を色々調べる中で、多摩美のグラフィックは卒業生に有名な方が多かったり、オープンキャンパスを見て在学生のレベルの高さを感じて、行きたいなと思ったんですよね。

3年、4年ではたまたまブランディング系のゼミを取っていて、卒業制作は地元京都駅のブランディングをテーマにしました。その時は、将来ブランディングが仕事になるとは思っていなかったですけどね。

現在の担当業務について

――岡本さんは2018年4月入社ということで、丸4年が過ぎましたが、これまでを振り返って、グラムコの仕事はいかがでしょうか。

岡本

私は制作チームに所属していますので、仕事の流れとしてはプランナーの方々がコンセプトやネーミングを進めて、それが決まった後から本格稼働するという感じです。VIの提案をして、決定したらアイテムだったり、ガイドライン、ブランドブックを作ったり、その他に案件によってはパッケージの開発とか、店舗周りの開発とか。個人的には、イラストを描く仕事も最近増えてきました。ブランドブックに採用されたりしています。

――ありがとうございます。その中で、一番多いのはどのような業務でしょうか。

岡本

やはり、VI提案ですかね。グラムコでは、年次は関係なく採用された人がその後のアイテムのデザインも担当するので、大変ですが非常にやりがいもあります。もちろん、先輩にサポートして頂きながら、外に出して恥ずかしくないクオリティに仕上げて行きます。

――続いて、主な1日の流れを教えて頂けますか。もちろん、日によって違うとは思いますが。

岡本

グラムコではいち早くリモートワークに切り替え、それは今も続いていますが、この環境になって自分的にはすごく働きやすくなりました。ただ、朝は全然起きられなくて。笑 9時ぐらいに起きて、バーッと準備して9時半に業務スタート、という感じですね。

――30分で!なるほど。それはとてもスピーディ!笑

岡本

良く言えば、ですね。その後、メールなどの連絡周りのチェックをします。プランナーの人とは違って、1日中打ち合わせで埋まっていることは少ないので、例えば提案を控えているロゴデザインの開発だったりをしていきます。お昼は13時くらいにはランチを食べますがサクッと終わらせて、夕方に散歩に行くこともあります。休憩時間を分散させて上手く使って、理想としては19時ぐらいには業務終了としたい感じですね。月曜に、1週間の予定をざっと考えて、それに沿って地道に進めていく感じです。

――仕事とのバランスで、平日にしていることはありますか。

岡本

毎日出社していた時は、飲みに行くのが気晴らしになっていたんですが、今はさっぱりです。リモート環境だと外に出ることもなくて、運動不足の極みです。

これまで手掛けた印象的な仕事

――グラムコは、リモートワーク中心に切り替え、それが定着した今は、ワークライフバランスの点からも働きやすい環境ではありますね。さて、この約4年間働いてみて、個人的に印象に残っているのはどのような仕事でしょうか。

岡本

具体的な社名は控えますが、アルミメーカーの案件とか、決済サービスの事業ブランディングなど、クライアントの皆さんも楽しんでくださって、一緒に作っていくという感じのプロジェクトは印象に残っていますね。提案に対する良い反応が返ってくると、こちらもやりがいになりますし、もっといい提案をしたいという気持ちになります。

若手社員から見たグラムコとは

――続いて、4年間働いてみて、グラムコの社内の雰囲気にどういう印象を持っているのか、教えて頂けますか。

岡本

真面目な人が多いですね。あと、頭の回転も皆さんいいと思います。業務はきちっとしていますが、雑談すると皆さん和む部分を持っていて、本当に仕事しやすい環境だと思います。

――同級生や友人で、他の会社に勤めている人の話を聞く機会もあると思いますが、そういう話と比べていかがでしょうか。岡本さんは、デザイン会社とか代理店とか、近しい業態の会社で働いている人と話すことはありますか。

岡本

デザイン会社とか出版系で働いている人は、基本激務な人が多いのですが、1年目でそんなにやらされて大丈夫?とか、そんな放置で良いの?ということが多いようなんです。それに比べて、グラムコはサポート体制もきちんとありますし、毎回案件のアサインの際にはどう?と聞いてくれるので、本当にやりやすく、働きやすい環境だと思います。

今後、入社する方に向けた一言

――ありがとうございます。では最後に、今後入社される方たちに向けて、一言グラムコのアピールや、アドバイスなどをお願いいたします。

岡本

そうですね、自分のデザインが採用されれば、5年、10年と長い間使ってもらえますし、もしかしたら大きなビルにドーンと出る可能性もあります。そういうワクワクするようなチャンスが、年に何回もめぐって来るというのは、とてもやりがいがあります。広告やキャンペーンなど、もっと短いスパンで人を動かすことに興味がある人には向かないと思いますが、長い目で見て深いデザインをしたい方は、ぜひお待ちしています。

――ありがとうございました。入社間もない頃から誰にでもチャンスはあり、やりがいがあるということですね。とはいえ、サポート体制は万全に整えていますし、この先、様々なバックグラウンドを持った新しい仲間とジョイン出来ることは、とても楽しみです。本日は、ありがとうございました。

 

プロフィール

岡本 和香(Wako Okamoto)
2018年3月 多摩美術大学 美術学部グラフィックデザイン学科 卒業 
2018年4月 グラムコ入社 デザイナーとして制作職に従事

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