大学でマーケティングを学ぶ学生さんたちにとって「関東学生マーケティング大会」は、日々の研究の成果を大勢の前で発表することができる晴れの舞台として知られています。この大会は「関東10ゼミ討論会」として30年以上も前に発足、その後参加大学を増やしつつ長らく開催されてきた歴史ある大会で、2015年大会では14大学の17ゼミから41チーム(班)が参加するという大規模なものとなりました。今大会では9月19日、幹事大学の早稲田大学で、それぞれのチームがテーマごとに研究してきた途中経過を報告し、仲間からの評価を得る中間発表が行われました。
今大会からは、この中間発表に実務家(審査員)も参加し、各チームの発表に対する講評やアドバイスを行うという新しい試みが取り入れられました。ライオン、日経広告研究所、電通、日本電気、ヤクルト、日産自動車、ニールセンカンパニーから1名ずつ参加されたマーケティングの専門家とともに、グラムコからも弊社代表の山田が実務家として参加。実務家一人ひとりが8つの教室に分かれ、各室で行われた5-6チームの中間報告に対しアドバイスを行いました。
各チームの研究テーマは着眼点が良く、またほとんどのチームにブランディングの視点が取り入れられていることは、グラムコにとっても嬉しいことでした。研究テーマの掘り下げ方もよく出来ており、かなり高レベルなものとなっていました。マーケティングを学ぶ学生たちが日頃から大変よく勉強していることが分かり、また研究を皆で楽しんで進めている姿勢にも感銘を受けました。来る11月末には最終発表が行われ、最優秀チームが表彰を受けます。
13時から17時半までという長丁場だったにも関わらず、各学生チームの発表内容の面白さに、あっという間に過ぎ去った4時間半でした。
関東学生マーケティング大会特設サイト
http://10semi-2015.com/