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2010

メディア掲載:AD STUDIESのブランド特集に、弊社代表の記事が掲載されました。

2010.6.14

財団法人吉田秀雄記念事業財団が発行している季刊誌、「ADSTUDIES」第32号の特集、「ブランディング新時代」の巻頭に、弊社代表の記事、「変容し進化するブランド戦略(市場環境変化とともに変わること、変わらないこと」が掲載されました。5ページにわたる紙面構成となっており、以下の内容で、リーマンショック以降のブランディング事情を、中国を含め概観し論じています。

・リーマンショックでブランド戦略が変わる
・消費者はどう変わったか
・企業はどう変わったか
・変わらないものとは何か
・今後のブランド戦略の展開局面とBB成功事例
・グローバルとローカルの狭間で

以上の記事の中で、弊社代表は、「消費者をはじめとするステークホルダーは、自己の判断基準を研ぎ澄まさざるを得ない状況に直面し、本当に自分に合うものを市場から選び取る姿勢を強めた」、「(こうした動きは)真に価値あるものを求め始めた、ということであり、企業側は、この時期を新たな価値創造のチャンスととらえるべきだ」と主張しています。また企業側の変化としては、昨年来、ターゲットの見直しや商品・サービスの調整、他との明確な差異化に視点を合わせたブランドポジショニングの修正など、収益力を高めることを目指した「事業ブランディング」に拍車を掛ける傾向にあることを指摘しています。他方中国では、グラムコ上海が実施したブランド想起調査の結果を紹介しながら、沿岸都市部から内陸部へと、消費の牽引役である中間層、富裕層が広がりつつある中、彼らのブランド志向性が、PCから携帯電話へ、そしてファッションへと移行しつつあるという分析を報告しています。

なお、この特集の巻末では、「ブランディング新時代」関連図書として、弊社代表の著書、『探求メジャーブランドへの道』(税務経理協会)と『ブランド進化論』(中央公論新社)の二冊が採り上げられました。

『探求メジャーブランドへの道』

『ブランド進化論』