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グラムコ及びグラムコ上海のクライアント企業である「ピジョン（大越昭夫社長）」が、日本経済新聞本紙2月28日号の連載コラム、「逆風下の健闘企業」で採り上げられました。同社は育児用品大手であり、この金融危機に端を発した世界同時不況下でも堅実に成長を遂げています。

2002年に進出した中国市場での実績について、同紙は「すでに海外有力企業が高いシェアを持つ中で、高価格帯に特化したブランド戦略を採用し、消費者の約2割を占める富裕層に照準を絞った。ブランド戦略は奏功、経済発展の追い風もあり、中国事業の売上高は03年1月期の4億円（円換算）から09年1月期の70億円へ拡大。2010年1月期には約100億円となり中期計画を1年前倒しで達成見込み。ブランド戦略を背景に、中国事業の売上高総利益率は約50%と、国内の30%強を凌いでいる」（骨子）と報じました。

グラムコとグラムコ上海は、2006年末からピジョンの現地法人、ピジョン上海（北澤憲政董事長・総経理）をサポート。約1年を費やして消費者・市場リサーチを皮切りに、店舗監査、統合分析、中国市場に特化したブランドコンセプト構築、中国語スローガン、VI整備、パッケージデザイン開発、店舗店頭什器などの空間デザインとSI基準策定、代理店向けブランド浸透用のブック作成やセミナー等、BrandOne (TM) による一貫したステップでサポートさせて戴きました。

なお、ピジョン上海におけるブランド戦略の詳細は、グラムコの本『ブランド進化論』第4章で紹介されています。

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