2019年3月20日午後13時より、江戸東京きらりプロジェクトの全体会議が開かれました。本会議は、2018年度の締めくくりにあたり、平成29年度、平成30年度のモデル事業者が一堂に会し、これまでの取組と、今後の展開についての発表、そして有意義な意見交換の場となりました。
フランス・パリでの展示イベントや、東京150年祭で他業界とのコラボレーション、伝統技術を日常的に使用できる商品開発など、様々な取組が発表されました。
「江戸東京きらりプロジェクト推進委員会」委員からは、磨き始めたものをどう磨き上げていくかが課題になるという意見や、成果物がゴールではなく、これからどう運用・展開していくかが大事で、そのプラットフォームを委員会でも作っていきたいと意欲が語られました。委員である当社代表の山田も、「一体自分たちは何者で、何を目指すのか徹底的に議論し、飛躍的に変わろうと思って根本的に取り組んでほしい」とエールを送りました。
次に、「東京100年企業フォーラム - 伝統の技の100年先を考える - 」と題したパネルディスカッションが行われました。クールジャパン戦略推進プランナー、内閣官房内閣審議官の間宮淑夫氏がモデレーターを務め、江戸東京の伝統と革新技術の最前線におられる方々が、融合から未来を創る、人を育て技を受け継ぐ、世界に伝えるメッセージ、100年先を見据えて今後取り組むべきことについて語りました。
小池百合子東京都知事は、江戸東京きらりプロジェクトが、300年以上続く老舗の伝統、文化、ビジネスを考えるフランスのコルベール委員会のようになり、Old meets New、匠の技が次の世代に続くように期待を寄せられ、盛況のうちに終わりました。