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2016

「江戸東京きらりプロジェクト推進委員会」 第一回が開催されました。

2016.12.5

12月5日午後1時より、東京都庁にて、「江戸東京きらりプロジェクト推進委員会」」第一回が開催されました。本委員会は、東京の伝統ある産品(老舗企業の産品、伝統工芸品)を、伝統を守りつつ付加価値を高めて世界に通用するものとし、将来に継承していくことを目指し、民間事業者の取組を後押しするため、設置されたものです。
小池都知事を筆頭に、東京を代表する各種業界老舗企業の代表者、伝統技術と現代ファッションを繋ぐクリエイター、経産省クールジャパン戦略プランナー、伝統的フランスブランドの代表者、そしてブランドの専門家としてグラムコ代表の山田らで委員会メンバーは構成されています。

委員会始動にあたり、3者から基調講演がなされました。 まず、コルベール委員会ジャパン チェアマンのリシャール・コラス氏より、本委員会のモデルでもあるフランスコルベール委員会のご説明、続いてシーナリーインターナショナル代表で元エルメス本社副社長の齋藤峰明氏から「なぜエルメスは長く愛され続けるか」というテーマでご講演がありました。
最後に、弊社代表山田より、「伝統を継承し未来へつなぐブランディング」というテーマで、ブランド戦略の概論および、ブランド戦略による老舗企業の躍進事例とともに、老舗企業や伝統工芸品こそブランド化の必要性がある旨講演させていただきました。

基調講演を踏まえ、東京の伝統ある産品を守り付加価値を高めるという目的のもと、現状抱えている課題や具体的取組みの提案等、活発に意見交換がなされました。人材の不足、サポート体制の在り方、発信力不足といった課題を前に、ブランド化という視点も取り入れ、今後の伝統産品継承の在り方について議論が深められました。

次回の委員会は平成29年2月を予定し、委員会は平成30年3月31日まで継続の見通しです。