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2014

2014年、グラムコは革新を加速させ、創造性を誘発するブランディングを、馬力全開でサポートしてまいります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2014.1.1

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。
本年も、グラムコ東京・上海・北京、ディーグラム(東京)を宜しくお願い致します。

グラムコグループは昨年、日本、中国ともに、沢山の意義あるプロジェクトをお手伝いさせて戴きました。グローバルトップを目指すグループブランディング。組織に新たな息吹を吹き込むコーポレートブランディング。市場を拓き成長の基盤を創る事業ブランディング。地域の未来を構想する都市や地域のブランディング。快適な理想空間を提供するスペースブランディング。そして老舗の世界観を一新するブランドスタイル開発などなど、いずれも非常に重い責任を担うプロジェクトばかりでしたが、やり甲斐を感じながらチームパワーで頑張らせて戴きました。
今年も引き続き、皆様の企業や地域をいきいきと輝かせるプロジェクトに取り組んで参りたいと思います。

ところで、成長には革新や創造性が欠かないといわれています。ブランディングはこれらを推し進めるための重要な戦略です。昨年来日したフィリップ・コトラー教授(ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院)も、日本企業は、イノベーションとともに、強力なブランド構築が必要、と説いておられました。企業経営者の皆様や経営戦略・広報に携わっておられる方々には、ぜひ勇気ある一歩を踏み出して戴きたいと願っています。

さて、2020年の夏季五輪は、めでたく東京での開催が決まりました。我が国の将来にひとつの大きな目標ができたといえます。昨年の外国人来訪者は過去最高の1000万人を超えた模様ですが、2020年にはもっと多くの外国からのお客様がいらっしゃることでしょう。東京が、国際都市としてさらに認知され進化を遂げる格好の機会となります。また、これから五輪開催までのおよそ7年間で、生産誘発ベースで7〜12兆円の景気浮揚効果が予測され、雇用でも40〜70万人の増加が見込まれるとのことです(いずれも日本総研Research Focus 2013.9.13より)。

リーマンショックと相前後して、日本企業の世界におけるブランド力は相対的に弱含みとなっています。国際的な競技大会が中継される際、画面に映し出される競技場のロゴ看板はとても印象的ですが、世界の人たちが東京五輪の中継を見て、そこにひとつでも多くの「憧れの日本ブランド」を見つけてくれるようになることを期待します。

グラムコは、今年もジャパン・ブランドルネッサンスの旗を掲げながら、干支の「馬」にあやかって、皆様のお役に立てる「Horse-Powered Branding(少し造語的ですが、馬力全開のブランディングという意味です)」を実践してまいります。

2014年 元旦
グラムコグループ代表 山田敦郎