2月16日にコントラプンクト・グラムコ共同セミナーを開催いたしました。今回は「世界で通用するブランドのつくりかた ブランドの世界観を作り、表現するための実践的アプローチ」を表題に掲げ、約3年ぶりにオフラインでセミナーを開催いたしました。
日本の企業には、グローバル市場で競争するときに重要な「ブランドアセット」、すなわちブランドの世界観を表現し伝えていくための道具立てが、欧米企業と比べて十分にそろっていないケースが多くみられます。
本セミナーでは、国内最多のブランディング実績を誇るグラムコと、世界をリードするデザインファームであるコントラプンクトが、どのようにすれば世界で通用するブランドを作ることができるのか、実践的な手法と事例を用いて詳しく解説しました。
グラムコのパートでは、取締役社長の矢野とエグゼクティブアートディレクターの山崎が登壇し、対話形式でプレゼンテーションを行いました。
ブランドの世界観を構築していくためには、グローバルな視点を持ちながら、ブランドのコンセプトを明確に定義することが必要です。それをもとにクリエイティブ表現キーワードを決定し、ブランドアセットに落とし込んでいくグラムコの手法を、実績を用いながらご説明しました。また、ブランドの世界観をグローバルに展開するには、ブランドスタイルで統制するのではなく、クリエイティブな表現を支援するという姿勢が有効であると、こちらも実例を挙げながらお話いたしました。
コントラプンクトのパートでは、コントラプンクト創設者・デザイナーのボー・リンネマンさん、コントラプンクトCEO・ECDのフィリップ・リンネマンさん、コントラプンクトジャパン代表取締役の濱口屋有恵さんにご登壇いただきました。
グローバルブランドの作り方をテーマに、コントラプンクトの実績であるDENSOの例を用い、プレゼンテーションを行っていただきました。
DENSOメンバーとの共創にこだわったコンセプトづくりや、ブランドスタイルの構築手法、世界各国にある拠点でブランドスタイルをいかに広げていくかを詳しくご説明いただきました。
多くの方にご参加いただき、質疑応答の時間や、セミナー後のネットワーキングも盛り上がったセミナーとなりました。
グラムコは今後も随時リアルセミナーやウェビナーを企画して参ります。これからもセミナー・ウェビナー情報にご期待ください。