ニュースリリース

Gramco Brand Club主催の「 Gramco Brand Club セミナー2019」が1月24日（木） 、東京日本橋の本社セミナールームにて開催されました。今回は「意外と知らないPORSCHE?実はクルマもつくってるんです」 をテーマに、幅広い企業の方々にご参加いただき、 PORSCHEのブランド力の源泉に迫りました。

本セミナーは元ポルシェ・エンジニアリング・ジャパン代表 佐藤 猛一氏をお招きし、ポルシェの一貫したフィロソフィー、歴史に基づき持続性を持つ「モノづくり」「コトづくり」の大切さについてお話を伺いました。

ポルシェは、高級スポーツカー・メーカーの一つと単に思われがちですが、実はその生い立ちは自動車メーカーではなく小さなコンサルティング事務所でした。基本コンセプトは今日現在でも変わることなく、自動車業界はもとより世界中のあらゆる業界（コンシューマーグッズ、医療機器、建築建設、都市交通、海上・空）にその蓄積したノウハウ、斬新なアイデアやデザインを惜しみなく提供し続けています。いわば、ハード・ソフト両面からの貢献でインダストリー市場全体を盛り上げ、結果として人々に夢と満足を提供する影の立役者になっています。共存共栄という姿勢は業界業種の垣根を超え、どんな業態にも通用するものです。

後半は、 佐藤氏とGRAMCO代表 山田による、車のエンブレムにまつわる物語など、クロストークを行いました。ディスカッションでは、プロダクトデザインの一貫性のルールなど、製品デザイン戦略の必要性にも関心の高さがうかがわれました。

ゲストスピーカー：
コンサルタント　佐藤 猛一　氏　Takeichi (Maux) Sato
元ポルシェ・エンジニアリング・ジャパン代表取締役。

日産ディーゼル工業、ＢＭＷ、ポルシェ・エンジニアリング・ジャパンでの経験を経て、同社代表取締役を務める。現在は機械産業でのエンジニアリング・マネジメント経験を生かして、コンサルティングやセミナーを行なっている。事例としてLEXUSブランド立上げ支援、各種EVプロジェクト支援、人材コンサルティングなど。慶応義塾大学工学部卒業。 

Porsche Engineering　http://www.porscheengineering.com/peg/en/

同イベントは、各企業のブランディング、マーケティング関連の上職者の方々を対象に、最新のブランディングの知見を紹介しながら、参加者同士とスピーカーとの交流の場を創出することを主旨としています。