2020新年明けましておめでとうございます。
■今年はいよいよオリパラ年です。
2020年は、東京オリンピックパラリンピックイヤーです。
国内外からたくさんのお客様が東京にお見えになるので、開催地・東京で事業を営む企業の一員としては、おもてなしの気持ちで来訪者の皆様に接していきたいものです。
同時にこの機会は、ジャパンブランド、東京ブランドを、インバウンドの皆様方に発信するよい機会でもあります。オリパラのスポンサー企業に限らず、すべてのジャパンブランドを擁する企業や団体は、ぜひブランドコミュニケーションに力を入れていただきたいものです。
■パーパスとともに、かけがえのない存在へ。
ところで、近年のブランディングにおける世界的キーワードをご存知でしょうか。それは「パーパス」です。日本語では、企業目標と訳す方もおられますが、私たちは「存在意義」と表現しています。企業の事業なり存在そのものが、真に社会の要望に応え、世の中をより良くしていけるかどうかを表現したものです。
近年、世界中の人々が企業や団体を「社会的価値」で捉え、評価する時代になってきました。その意味で、SDGsへの取り組みや、ESGへの対応も非常に重要です。
この潮流を受け、グローバル企業の間では、コンセプトとして、前述のパーパスを掲げることが一種の常識となってきています。
パーパスを明確に規定することで、社会に対する自らの役割について、社員間で理解が深まり、全社的な活動として企業活性化に貢献するのです。
これは、社会にとって「かけがえのない存在」に進化するチャンスでもあります。
■今年のグラムコは、再びGo! Global.※
グラムコは、2019年、「Identify you.」というブランドスローガンを掲げて、2019年も多くのクライアントをサポートしてきました。独自のGBC(グラムコブランドクラブ)セミナーやSNSでの発信も広げて、様々な方々との接点を増やしてきました。今年は、世界の注目が日本と東京に集まる環境下で、より一層皆様のブランドが輝きを増すよう、お手伝いをしてまいりたいと思っています。
今年は米国Siegel+Gale社との協業関係を一層強化し、よりグローバルな視野で日系企業のブランド価値が高まるようお手伝いをしてまいりたいと願っています。また、台湾Studio88、シンガポールABC Horizonに加え、デンマークのファーム、Kontrapunktとの友好的な協力関係も活かして、グローバルレベルでのクライアントサポートも強化してまいる所存です。
2020年、何かが大きく動く年になりそうです。
本年も引き続きグラムコを宜しくお願い申し上げます。
(※Go Global!はグラムコの2012年のスローガンでした)
2020年 元旦
グラムコ株式会社 代表取締役社長
グラムコ上海有限公司(上海・北京)董事長
山田敦郎
グラムコとは