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2015

関東学生マーケティング大会2015のプレゼンテーション審査が行われ、早稲田大学守口ゼミ中山班が最優秀賞に選ばれました。

2015.11.28

耳慣れない方もおられることと思いますが、関東学生マーケティング大会とは、「関東10ゼミ討論会」として30年以上開催されてきた歴史ある大会です。関東にある大学のマーケティングを専攻するゼミ(3年生)が集結し、その年のテーマに合わせた研究発表を行い、互いに切磋琢磨することを目的とした、学生が主体となって運営する大会です。社団法人日本マーケティング協会が協力し、今年度は日経広告研究所が論文審査を支援。11大学、15ゼミ。40チーム(班)、総勢200名の学生が参加しました。

今年度のテーマは「心を動かすマーケティング」。6月20日に開会式を行い、9月19日に中間報告会、そして11月28日にはいよいよ決勝大会を迎えました。

審査員12名の採点と事前に行われた論文審査点を集計した結果、早稲田大学守口ゼミ中山班と慶應義塾大学小野ゼミ矢野班が総合部門同点一位となり、採点項目(論文点とプレゼン点)のうちプレゼンテーション評価点で上回った中山班を最優秀賞、矢野班を優秀賞とするというハプニングも起こりました。一方、論文部門の最優秀賞は法政大学竹内ゼミ野本班に決まりました。
最優秀賞への賞金は、ユニクロ(ファーストリテーリング)から提供されました。

なお、実務審査員(12名)は、ライオン商事代表取締役社長の榊原健郎氏、日産自動車コーポレート市場情報統括本部リーダーの高橋直樹氏、ハウス食品お客様生活研究部長松本勉氏、電通ソリューションクリエーティブ部梅田悟司氏、日経広告研究所研究部長の土山誠一郎氏、同主任研究員の村上拓也氏、インテージ取締役FMCG事業本部副本部長村上清幸氏らが担当。弊社代表の山田も実務家として審査メンバーに加わらせて戴きました。

参加した各ゼミの研究内容や発表は非常に質が高く、取り分け最終審査に残った4つの班は同着一位が出るほど実力が拮抗していました。このような、学生同士が互いの視点やマーケティング技法をぶつけ合う場があることは、彼らが社会に出た暁に、日本のマーケティングやブランディングのレベルを高めていくための推進力にもなると思われます。

本大会に参加した学生の皆さん、ほぼ半年に亘る活動お疲れ様でした。
(写真は総合部門最優秀賞を獲得した早稲田大学守口ゼミ中山班の最終ステージでの発表)